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今健康志向から赤ワインへの関心が大変高まっているのも理由の一つですが、何よりもカベルネソーヴィニオン種がワイン原料の中の最高峰と言われているからであり(道順はともあれ)誰もが最後に行き着くワインの数々がカベルネソーヴィニオン種を原料としているからでもあります。
渋い、酸っぱいと言われることを覚悟の上で、終着駅を先にお示ししてしまおうと言うわけです。
かなりのクラッシック音楽ファンに初めてジャズを聴いてもらおうと言う時、M.J.Q.からではなくて先にコルトレーンからお奨めするのに似た気持ちです。
最高と言う理由は偉大なボルドーのシャトーワインの主原料がカベルネソーヴィニオン種であると言うだけではなく、近年はイタリア、カルフォルニア、チリ、アルゼンチン、オーストラリアでも積極的に栽培醸造され、産地の気候や風土に注文を付けないで立派にその特徴と個性を発揮出来ているからです。
特徴はまずたっぷりの濃くて深い紫の色合い、控えめながらじんわりといつまでもわき上がってくる(開いてくる)カシスの香り、そして極め付けはその素晴らしい渋さにあります。
「渋い」「苦い」は「不味い」枕ことばみたいに感じられるかも知れませんが、「渋く」て「苦く」て美味しいものは沢山ありますね。お茶、にがうり、ビールなどなど子供さんには分りにくいかも知れませんが、いずれも一度味を憶えますと絶ちがたい魅力がありますね。赤ワインの魅力はまさにここにあるように思います。
高級なシャトーワインでは10年以上の熟成を待たないとその渋さが落ち着かず、それは大変飲み辛いものですが、比較的安価なものは3年位で十分楽しむ事ができます。
むしろ比較的安価でやや軽い、チリやアルゼンチンのものがカベルネソーヴィニオン種の特徴を早く把握して頂けるのではないでしょうか。
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